小島顕一 展 線による試み「手の記憶」
2009年10月24日(土)〜11月8日(日)


針金による「線」のインスタレーションとガッシュの作品を今回展示します。
この作品群は、17年間アトリエで一緒に暮らした愛犬「クリ」が7月に死亡した時に、
彼の思い出を残そうと犬小屋にあった針金を使って作品を創ったことがきっかけになっています。
彼の存在の大きさは、いなくなったときに私の心に空洞ができたことで気がつきました。
子犬の時から今までのアトリエでの日々は、私自身の重ねてきた時間でもあります。
手が動き、形が生まれ、思い出がよみがえる時、心の空洞は少し埋まったように感じます。
それらの思い出を針金の線でデッサンしたものです。   〈小島顕一〉


展示風景


 
 

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