「TRIANGLE RIFT」 プロセスインク、和紙、木製パネル 41×32cm 2012 数年前より黒に興味を抱き始めた、色彩あふれる現代にいささか食傷気味なっている。 色彩を突き詰めていくと、最後には黒に行き着くのではないかと思うようになってきた。 黒は言ってみれば最後の色であり、最終の形ではないかと考えている。黒は寡黙な色であると同時に饒舌な色。黒の中に様々な色、様々な形が内包されている。 黒の中に宇宙さえも存在しているように思う。絵画とは一体何なのか、芸術とは一体何なのか、表現とは一体何なのかと、今も答えが見つからず、悶々と制作を続けている。 望月厚介 展示内容:絵画作品大小 19点 |