西村宣造が亡くなって今年末で4年が過ぎようとしている。今、あらためて西村作品のすばらしさが注目を集めている。その作品をひとことで言うと、「本物の画家の作品」だということだと思う。

人生のすべてを絵に賭けた画家・西村宣造。生きることの悲しみ、苦しみ、喜びや生きていく人の切なさ、やりきれなさ、いとおしさ、やさしさ、けなげさ、美しさをその作品の中に、独自のエロティシズムの美学と共に描きこもうとし続けた画家・西村宣造。

 生身の自分自身の姿と正面から対峠し続け、絵を描くことでしか自分を責め、ゆるすことのできなかった今どきめずらしい、古風だが本物の画家、「瀬戸際の宣造」とも呼ばれた男の絵が今、ここにある。  

                                  ギャラリー歩歩琳堂 大橋信雄

 

西村宣造最後の作品群で、彼の作品の到達点とも言うべき「アリスシリーズ」の代表作「アリスの穴に堕ちて」(ミクストメディア)を特別展示。ほかに、アリスシリーズや他シリーズのドローイング作品を含めた約30点を展示予定。


西村宣造展~ドローイングを中心に~ 
2016年9月10日(日)~9月25日(日)


西村宣造が亡くなって今年末で4年が過ぎようとしている。
今、あらためて西村作品のすばらしさが注目を集めている。
その作品をひとことで言うと、「本物の画家の作品」だということだと思う。

人生のすべてを絵に賭けた画家・西村宣造。
生きることの悲しみ、苦しみ、喜びや生きていく人の切なさ、やりきれなさ、
いとおしさ、やさしさ、けなげさ、美しさをその作品の中に、
独自のエロティシズムの美学と共に描きこもうとし続けた画家・西村宣造。

生身の自分自身の姿と正面から対峠し続け、
絵を描くことでしか自分を責め、
ゆるすことのできなかった今どきめずらしい、
古風だが本物の画家、
「瀬戸際の宣造」とも呼ばれた男の絵が今、ここにある。  

        ギャラリー歩歩琳堂 大橋信雄

西村宣造最後の作品群で、彼の作品の到達点とも言うべき
「アリスシリーズ」の代表作「アリスの穴に堕ちて」(ミクストメディア)を特別展示。
ほかに、アリスシリーズや他シリーズのドローイング作品を含めた約30点を展示予定。


展示風景
    

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