山﨑康譽展 「Marks」


2008年10月4日(土)10月19日(日)




ここ数年は比較的、形のはっきりしたものが出てくるようになった。
前回の個展は油彩画作品で、2006年「ギャラリー汲美(日本橋)」で行った。
テーマは「Marks」とし、明確な形を描いている。
それ以前に比べると明らかに意図的に明確に形を入れた。
まさに「
Marking」だった。今は多少変化してきている。
日ごろのエスキースから生まれた新しい形が作品を変化させている。
画面の平面性を損なわないように、
様々な形を配置し、全体の統一を考えている。

形に意味があるのかという質問を受けるが、
特に象徴しているものは明確ではない。
形一つ一つに自分の愛着というか好みがあり、生み出して行く喜びがあり、
奇妙な形でも別の形と出合うと新しい命を持つことがある。
そこにクリエイティビティを感じている。
生み出す苦しみもあるが、創造する喜びのほうが今は遥かに大きい。 
       (山﨑康誉)


展示風景


   
   

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