私の作品は見て下さる人々には捉えどころがないかもしれませんが、
あいまいな虚構のイメージではありません。拓本としてとらえられた真実はすぐそこにあるのです。
「私」と言う真実が、他者から観られている「私」とは一致せず、いつもすぐ隣にあるように・・・
私は、私の作品が見て下さる人々の視覚や意識に働きかけ、
人々が日常生活や世界の本質について考えるきっかけになれば、
幸いに思います。 〈平塚良一〉
展示風景
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